Rodagon 80mm Shift
ながらく更新できなくてすみませんでした。けれど工作と撮影はぼちぼちとやっています。
自作レンズの新作です。先の135mmに続いてローデンストックの引伸しレンズ、ロダゴンの80mmです。


ライツの複写アタッチメントのヘリコイドをハッセルマウントに加工して、中にロダゴンを組み込んでいます。
組み込んだロダゴンは新旧の80mmです。

本当は、ずっとアポ・ロダゴン80mmを探していたのですが、中古がみつかることはありませんでした。右の旧型は総金属で、レンズ構成は似ていますが、コーティングは現行のロダゴンにみられる濃いマルチコートにくらべてマゼンタ系の薄いコーティングです。現行品と思われるロダゴンは新品同様のものを入手できました。
さて、ロダゴンの実力はどんなものでしょうか。印象レベルの解説しかできませんが、ハッセルのプラナーとすこし比較してみましょう。

これは、先日プラナーで撮影したHDR作品です。もちろん左右分割で4000万画素相当、段階露光したレイヤーのコンポジットですが、さらに二層のピント送りを入れたのでレイヤーは左右で30枚ほどにもなりました。
比較は、青枠で囲った部分の300%比較のみですが、3本の中心部付近の傾向は見てとれると思います。左からプラナー、旧ロダゴン、現行ロダゴン(と思われる)で、ともに絞り8、露光時間20秒のデータをCapture One現像しました。なぜか、現行ロダゴンだけ明るい露出傾向ですが原因不明です。撮影日が離れているのだけが原因ではないようです。


プラナーはさすが解像力、コントラストともに優秀ですね。旧ロダゴンはともに劣りますが、古いレンズとは思えない実力です。現行ロダゴンは、予想通りのすばらしい実力です。引伸しレンズなのに撮影用レンズであるプラナーとくらべて遜色ない表現力です。解像力は見た目プラナーと同等か、見方によってはそれ以上かもしれません。
周辺についての印象は、広い良像面を有するプラナーにくらべて、周辺に向かって徐々に落ちるロダゴンは像面の平坦性が良好で扱いやすいです。プラナーは、私の個体だけかもしれませんが時としてピントが悪いことがあります。一度まともなプラナーを試してみたいですね。
一段明るいプラナーはその表現力の多彩さが魅力で、ロダゴンの魅力は端正さでしょうか。結局優劣は付けられません。ロダゴンにはアポ補正された上位が存在しているので、機会があれば試してみたいですね。















































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