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2007年7月19日 (木)

HDRのようなもの(4)

さて、ずっと画像処理が止まったままだった、ビーツ・ギャラリーの事務所内部。
0719_1
右半分は、あともう一歩のところです。左半分は、レイヤーを重ねただけですが、ソースが十数枚におよんだため、ファイルサイズは888MBあります。

では、左半分のほうの作業を、眠くなるまで、ちょっとやってみましょう。前回はレイヤーを直接切り貼りしましたが、今回は何度でもやり直しがきくように、レイヤーごとにマスクを貼っていきましょう。

まず、いちばん上になっている、いちばん明るいレイヤーを選択しておいて、ハイライトをおおざっぱに色域指定します。
0719_3_1

ハイライトが選択されたら、選択範囲をマスクします。
0719_x4

0719_5
このように、ハイライトの抜けたマスクができました。

これがマスクされたいちばん上のレイヤーです。このマスクを、消したり塗ったりしながら「適正範囲」を切り抜いていきます。
0719_6

マスクを消すのには消しゴムツールを使います。
0719_7_1

0719_8
適当な大きさ、硬さ、不透明度を設定して、不必要な部分を消していきます。決まりはありませんが、慣れない場合は、不透明度を50%くらいにしてもいいでしょう。また実際は、下になっているレイヤーを表示させたり消したりしながら、不自然なグラデーションにならないよう、確認して作業します。コツは、絵を描くような感覚で、というしかありません。きわめて直感的な作業です。

もし、このように間違って消した場合は、
0719_9_1

ブラシツールを選んで、消えた部分を描くともとに戻ります。
0719_10_1

0719_11_1
こうやって、一枚一枚抜いていくのですが、実際は完成したレイヤーからどんどん統合してしまいます。そうしないとファイルサイズが増えて、非力なマシンパワーでは扱い辛くなります。
また、上から一枚一枚完成させては、下のレイヤーに移るほうがいいですが、照明のまわりなど輝度差がおおきい部分は、そこだけ集中していっきに抜いてしまうほうが楽かもしれません。

上のレイヤーはまだ完成していませんが、次のレイヤーを選択して、マスクをかけてみましょう。
0719_12

このレイヤーから適正域が広くなるので、おおざっぱにハイライト指定するのではなく、スポイドツールで白トビ部分を指定して、許容量をコントロールしながら選びます。
0719_13_1

範囲が選択されたら、同じくマスクを貼っていきます。
0719_x14
あとは、同じ要領でマスクをしながら作業をすすめます。

もう、眠くなってきました。このまま保存してしまいましょう。保存は、ビックドキュメント形式(psb)です。
0719_15
では、おやすみなさい。

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コメント

え~
はじめまして
以前から眺めさせて頂いてましたが、初コメントさせていただきます
レイヤーマスクは使った事が無く
色域指定の後、デリートで抜いておりました
後は消しゴムとヒストリーブラシとControl+Zでちょこちょこと
マスクの方がやり直しが利き易そうですし
こらからは、この方法を真似させて下さいませ
先ずはお礼まで

GG-1さん、はじめまして。

コメントありがとうございます。
マスクをつかうと、それはそれで煩雑になるので面倒なことがあります。
ほんとは、輝度分布に従って適切にぼかしたマスクを作成してくれるツールがあればいいんですけどね。

ブログも以前拝見させていただいた覚えがあります。
すごい機材三昧に見えるので、うらやましいです。
こんどレンズ貸してください(笑)。

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