EOS用シフト付きハッセルマウントアダプター製作記1
アポ・コンポノン90mmをシフトレンズ化する計画でしたが、事情によりやめました。そのかわり、汎用性の高いハッセルマウントのシフトアダプターを作ることにしました。同様のアダプターは、Zoerkを持っているのですが、次回作の目的のためにはこれ以上加工を重ねても無理なので、新たに自作することにしました。しかし、複雑なシフト機構を一から自作するのは時間がかかるため、既存のユニットを利用することにしました。
その素材がジャンク品として手に入れたマミヤシフト75mm F4.5Wです。

これを使おうと思った理由は、67用のシフトレンズですから、1kg以上あるレンズを40mmもスライドできる丈夫なアリ溝構造と、ケラレの起きにくい大きな内径を備えているからです。でも一番の理由は、安価なジャンク品が出回っていることでした。このレンズはいまだ現行品なのですが、レンズ後群が曇りやすいため、中古価格の下落とともに、そうした曇り玉がジャンク扱いで売られていることが多いようです。

レンズ後端のフード状のリングをゴムシートで締めながらグイとまわすと、マウントが緩んで外せますが、強く固着している場合はかなり難儀します。
カニ目工具で奥まったところを緩めると、シフトユニットが取り出せます。

シフトノブを分解してみると、意外に細いギアが取り付けられていました。


ピニオンギアではなくて単純にネジをくるくるねじ込んでいく方式です。Zoerkと同じですが、リリース機構がないので多条ネジで早送りを実現しています。
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