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2010年7月

2010年7月29日 (木)

EOS用シフト付きハッセルマウントアダプター試写1

先日、シフトアダプターの試用がてら、前から気になっていた長堀橋の「装甲ビル」を撮影してきました。
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レンズはゾナー2.8/150mmです。4枚合わせにすると、35mm判に換算して75mmくらいかと思います。シフトは長辺方向に+−17mm、短辺方向に+−11mm、4枚合わせでHDR作成ですから、いままでの倍は時間がかかるうえにフレーミングがとても難しくなってしまいました。

遅くなるので1カットのみで帰宅。さっそくC1で現像してチェックしました。
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まずは8秒露出の4枚を選び出してPhotoshopに展開してみます。

左下の一枚のキャンバスを4倍に拡大して残り3枚を配置します。
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一見、ズレがあるように見えますが、これはシフト量のばらつきです。問題となる合わせ目のズレは感じられません。

合わせ目を拡大表示してみましょう。
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差の絶対値で表示してもほとんどズレがありません。シフトアダプター自体の精度が問題ないことは、この一点だけでもわかります。精度に問題がある場合、合わせ目のどちらかがボケたりします。レンズは周辺までシャープで、周辺減光もありません。しかし、周辺部の光源にはすこしパープルフリンジが出るようです。また、ゾナーレンズ全般に言えることとして、十分にハレ切りをしてやることが必要です。

早速、HDRに仕上げてわずかにパース調整してみました。レイヤーを保ったままでは軽く2Gを超えるファイルサイズなのでMacBookごときには荷が重い作業です。
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500%拡大状況です。これはハト除け金具でしょうか。

2010年7月20日 (火)

EOS用シフト付きハッセルマウントアダプター製作記5

今回の製作では、前板部分に三脚座を設けることが重要なポイントでした。タイリング撮影をする場合、そのメリットは計り知れないのですが、通常のシフトレンズなどでは重いボディを支えられないため無理でした。
三脚座と前板をつなぐエプロン部分です。
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なりゆきで形状を決めましたが、必要十分な強度が確保できました。

三脚座は、がっしりとしたものを簡単に取り外しできるように工夫しました。
201

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横にシフトさせると縦方向のノブが三脚座の切り欠きに収まるようになっています。

なんとか完成です。
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動きはなかなかスムースです。

これから試写してきます。

2010年7月 7日 (水)

EOS用シフト付きハッセルマウントアダプター製作記4

さて、パーツがそろったら塗装します。
本当はアルマイトをかけたいのですが、またの機会にチャレンジしたいと思います。各パーツは脱脂・乾燥のうえ、マスキングして棒の先に吊るしてうす塗りを重ねます。
C10

C9
塗装は、簡単でアルミに食いつきの良いグラファイト系塗料を使いました。

塗装後の仮組状態です。
C3

C4
かなり動きに難がある状態ですが、このままレンズを付けた状態をチェックしていきます。

装着レンズはFゾナー2.8/150mmです。このレンズは意外に軽いもので、660gほどでした。外観はプラナー2.0/110mmと同じですね。
C8
EOS5DⅡに装着すると、計算通り僅かにオーバーインフを示します。当初は、各部の動きに引っかかりがあり、まともに動かない状態だったので、アリ溝のクリアランスをゆるく調整していのですが、それが逆にシフトギアとの平行度を崩して、動きを悪くしていました。まあ、そのシビアさの原因はシフトギアが「片持ち」状態にあることですから、Zoerkのシフトギアの位置のほうが理にかなっていたようです。見た目は片持ちのほうがカッコいいのですが。

まだ完成ではありません。

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